丹波医療再生ネットワーク

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チラシ案

「丹波地域に必要な医療を残そう。たとえ小さくても、頼りがいのある医療を残し、大切にしよう」

安心してかかれる病院がほしい。

私たちが、もし、近所の開業医の先生の手に負えないような大きな病気にかかったとき、 難しい病気や重症な病気でも安心して診てもらえる病院がほしいですね。

近くに何でも診れる病院があれば良いに決まっています。

それは、日本国中どの地域でも皆さんがそう思われることは当然です。
しかし、昨今の医療事情により、「あれもこれも」という住民の要望は 叶わぬものであることを丹波の方はご存知だと思います。

それでは、最低どんな医療がこの丹波にあればいいと思われますか?
医療に関して素人の住民の方に「考えろ」というのは酷な話ですが、 自分や自分のこどもや孫の命がかかっています。
愛する命を守るために想像力を働かせてください。

他人任せでいいのですか?

命を守ること・命を育てることに無関心な地に住みたいと思いますか?
いくら良い生命保険に高いお金を払って入ろうと、病んだ自分に直接声をかけ、 体の手当てをしてくれる医療者がそばにいてくれるという保証・安心感がなくて・・
どうしてそんな土地に住みたいと思いますか?

我々丹波医療再生ネットワークは、地域に根ざした医療のプロ(開業医・歯科医、薬剤師、行政関係者、NPO代表など)たちを中心に 1年以上毎週勉強会を重ねてきました。
その定例会、講演会で学んだことから我々が得たこと、そして現時点での我々の結論を聞いていただければ幸いです。

結論を端的に述べます。

今、特に必要とするのは、内科という科目のある病院です。
内科は、診療の入り口で、 さらに他科のバックアップをする病院の背骨となる科目です。
高齢者の多い丹波には当然多くの内科疾患の合併症を持たれる患者さんが多いわけです。
だから内科が無くては、他の科の先生は手も足も出ないのです。
気力も体力も充実した頼りがいのある内科で入院が出来る公的病院が、たった一つあれば、満足しなくてはいけない時代になったと考えています。
残念ながら脳神経外科系、循環器系の疾患、多発外傷(交通事故)に関しては、今の段階では丹波市内での医療完結は非常に困難と言わざるを得ません。
生活習慣病を予防し、交通事故にあわない、起こさないように特に注意しなければなりません。
救急蘇生法も丹波の民の当然のたしなみとして普及すべきです。

そして、小児科を守る会が守った丹波の周産期医療を皆で守らねばなりません。

丹波の医療資源を医療者と住民が共に守ろうとする志や風土を大切にし、 何をすればそれを守り続けられるのかを一緒に考えてください。
我々は瀕死の医療現場の声を今も聞き取ろうと必死です。皆様の力が必要です。

我々の1年余りの勉強のまとめとそれに元づく具体的な提案を聞いてください。
そして、一緒に考え・ご協力していただけませんか?


  • 1 医師の供給源は、大学病院であり、神戸大学、兵庫医大病院しか、兵庫県にはない。
  • 2 医師の供給源がない病院は、そこにいる医師が年をとってくるとどんどん衰退するしかない。
  • 3 現在病院に残っておられる医師の方も、気力、体力ともに限界で、一人でも医師の数が減少すると、より大きな負担(精神的にも肉体的にも)が大きくなってしまい、ドミノ倒しのように事が進む可能性があります。
  • 4 医師の絶対数は、少なくなっており、後10年間は、増加することはない。ゆえに、大学病院にも医師は、少なく、魅力ある病院でなければ(いろんな症例が多く経験でき、優れた指導者の多い都会の病院でなければ)医師は、希望して不便な田舎にこない。
  • 5 兵庫県の中では、丹波医療圏域(丹波市と篠山市)は、もっとも人口が少なく、赤字の出る地域である。しかも、但馬地方のように僻地医療として県に守られるわけではありません。
  • 6 本気で医療を考える地域だけが、医療を継続出来る。と考えます。
  •  
  • 7 そのためには医療を利用する市民が、ある程度の金銭的負担をしていく必要があると考えます。医療は、ただではないのです。

最後に命のことを最優先する丹波にすることで、全国からうらやましがられる丹波にしたい。
そして、全国の医療再生の手本となり、やがては世界からうらやましがられる日本にしたいのです。
まずは一番腰の軽い自分自身の心を動かし、丹波の医療再生物語の登場人物になっていただけませんか? まごころの里・丹波から是非、日本を救う物語を一緒に発信しましょう!

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